体外受精で不妊治療

不妊の治療にはいくつかあり、今回は体外受精についてお話しいたします。

不妊治療の方法として、体外受精が始めて成功したのは、1978年、イギリスでのことです。5年後には日本でも体外受精が行なわれ、妊娠に至りました。それから四半世紀経ち、6万人が人工授精によって生まれてきています。

体外受精は、不妊治療の一つとして知られるようになり、治療を扱う病院も多くあります。症例も増え、テクニックも高くなっていますが、保険適用外の治療とされ、自費治療です。それにもかかわらず、体外受精の成功率は25%程度で、効果的な治療法とは言い難いです。

体外受精は実は不妊治療においても、最後の選択肢となる療法になります。女性の中には排卵異常を訴える方もいらっしゃいます。排卵異常の場合は、排卵誘発剤を使って排卵を促します。この排卵誘発剤が功を奏して妊娠に至ることもあります。また、排卵日にあわせて行うタイミング療法もあります。

しかし、排卵誘発剤や、タイミング療法が効かない場合、また不妊症が深刻な場合は、体外受精を行うことがあります。体外受精は卵子と精子を採取し人工的に受精卵を生成する治療法です。

体外受精の方法

体外受精の方法は、排卵誘発→採卵→採精および精子の調整→受精および培養→胚移植となります。 詳しい流れは以下の通りとなります。

不妊の程度や状態がわかった後、体外受精によって治療を行いますが、最初に、女性の月経が始まって3から5日の間に排卵誘発剤を使い排卵を促します。排卵誘発剤を使うと複数個の卵子が成長します。

体外受精では、排卵誘発剤を使用した後にHCGという薬を注射をします。

そして34時間から36時間後に、十分に育った質の良い卵子を採取します。卵子の準備と同時進行、または採取後に精子を取って、専用の液の中に卵子と精子を入れ混ぜます。

翌日に受精卵の状態の確認を行って、状態の良い受精卵を子宮に戻します。 以上が、体外受精の流れになります。

最近は多胎妊娠の危険を避けるため、受精卵の採取を2個までと決められているようです。 また体外受精では、点鼻薬を使って自然排卵を抑える場合もあるようです。

しかし体外受精は、女性の体に負担がかかります。また体外受精の治療費は高額なため、経済的な負担も大きくなります。

さらに不妊は、女性側に問題があると考えられることが多く、精神的に苦痛を感じることもあります。実際には、男性も女性もともに半数ぐらいの割合で、不妊の原因があります。どちらか一方ばかりでなく、夫婦二人で、治療を行うのが望ましいでしょう。

しかし体外受精は、このよな不妊に関する誤解などから女性側への精神的なプレッシャーの中で行われますが、必ずしも成功するとは限らないこともあります。経済的にも負担が強いられる体外受精ですので、これらのことは治療を始める前によく銘記されることをおすすめいたします。

ポイント 不妊症と体外受精について説明しています。 不妊治療の体外受精は、タイミング方や人工授精などの不妊治療を続けても妊娠することのなかった場合に行われます。不妊治療の体外受精は、排卵誘発→採卵→採精および精子の調整→受精および培養→胚移植になります。
このサイトでは不妊症の治療・改善・原因・症状のほかに不妊症の検査や効果のある食べ物や民間療法まで幅広く不妊症について情報を発信しています。


【不妊症・不妊治療に役立つ方法】


『不妊治療の体外受精の方法』と関連の記事

不妊治療の体外受精のリスク
不妊治療の体外受精費用

| 不妊症と体外受精 |

- サイト管理人 -
あかるいみらい
不妊症治療 不妊症の治療・改善に役立つ情報を書いています。不妊症の原因・症状・検査について、また効果のある食べ物、漢方・ヨガ・気功・温泉情報・病院情報・民間療法なども幅広く紹介しています。お悩みの方に少しでもお役に立てればと思っております。なお情報に関しては注意して厳選していますが保証の限りではございませんのでご了承くださいませ。